奇天烈音楽堂

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

引き出しに蛇、徹子の部屋にゴキブリ。その心は?

Rush 「 Snakes& Arrows 」 ( 2007 )

Snakes & Arrows Snakes & Arrows
Rush(2007/05/01)
Warner

Track Listings
 1. Far Cry
 2. Armor And Sword
 3. Workin' Them Angels
 4. The Larger Bowl
 5. Spindrift
 6. The Main Monkey Business
 7. The Way The Wind Blows
 8. Hope
 9. Faithless
10. Bravest Face
11. Good News First
12. Malignant Narcissism
13. We Hold On

この商品の詳細を見る

Geddy Lee / bass guitar, bass pedals, mellotron, vocals
Alex Lifeson /electric and acousitc guitars, mandola, mandolin, bouzouki
Neil Peart / drums, cymbals, electronic percussion, tambourine

                                                                                       満足度80 


 カナダが世界に誇る最強3ピースバンド、RUSHによる5年ぶり通算18枚目のスタジオアルバム。
前作から今作の間には、カヴァーアルバム「 Feedback 」DVD 「 R30
DVD BOX 「 Replay X3 」の発売があったから、そこまでの飢餓感はなかったが、
やはり期待は大きかった。

そして、流石はRUSH。見事期待に応えてくれた。
1曲目のイントロを聴いた瞬間、これぞRUSH!といったいかにもなリフに思わずニンマリ。
掴みはバッチリ。ヘヴィでグルーヴィでポジティヴな曲。ライヴで盛り上がりそう。

2、3、4、5曲目はヘヴィでポジティヴな雰囲気からガラリと変わり、
アコースティックギターを使用した、しっとりとした、ドラマチックでポップな
これまたRUSHの一つの側面を表した彼ららしい曲。
というか、RUSHはどんな曲調であろうがどこまでもRUSHという、強力な個性を持っている。
カナダのバンドってそういう、シンプルだけどしっかりと個性を持ったバンドが多いよね。
お隣さんとは大違い。

6曲目はインストだが、ドラマチックでしっかりした展開を持った、素晴らしい曲。
今回は他に8曲目と12曲目にもインストを持ってきていて、どれも素晴らしい出来で、
それが効果的な場面転換を演出している。
12曲目はブリブリしたベースリフがカッコよい。

他にもRUSH流ブルースといった曲もあり本当に多彩だ。
全曲素晴らしいが個人的に特に気に入った曲は6、7、11、12曲目。

今回のアルバムが多彩でカラフルな色彩に溢れているのも、インスト曲の挿入とアコースティックギターとキーボードの使用によるものが大きいだろう。
アコースティックギターを使用した曲が本当に多く、ほとんどの曲に入っているんではないだろうか。
ライフソンとリーとの曲作りの段階で、アコギを使っていたのが大きな要因だろう。
しかしアコギの曲が多い割には、アルバムは若々しく、切れがあり、エネルギーに溢れている。

また今回のアルバムはプロダクションが素晴らしく、アコギ、12弦ギター、マンドリン、
メロトロンなどのキーボードなど多くの楽器を使用しているがどれもしっかりと聞き取ることが出来る。

昨年はRUSHのコピーバンドをやっていたが、そこで演奏してみて初めて発見できる、
RUSHの凄さというものがたくさんあった。
単純なようで複雑、複雑なようで単純、3人で出来ることを極限まで引き出したアレンジの妙。
しかし、シンプルでわかりやすさを忘れない、キャッチーな楽曲。
いろんなバンドのコピーを演ったが、このバンドが演奏していて、一番楽しく、気持ちよく、何度演奏しても、聴いても飽きない。
King Crimson程劇的な変化は無いが、毎回アルバムごとに着実に進歩している。(もちろん今作も。)
数少ない、真のプログレッシヴなバンドだろう。
本当にこのバンドは頭が良い。海外にはこういうことわざがあるそうだ。
「 3人寄れば RUSHの知恵 」  

これほどすごいのに何故日本ではまったく受けないのだろうか?(まあ、なんとなくわかるが…。)
しかし、それにしてもあまりにも海外に比べて評価が低い。
これほど、海外との温度差があるバンドも珍しい。
このままじゃ、日本の文化レベルが疑われますよ。

日本にRUSHを再び呼べる日は、一生来ないんでしょうか?
こんなに良いアルバムを出してんのに…。
みんな是非CD買って日本に呼びましょう。
ファイル共有とかで落とすアホは死になさい。



RUSHのMyspaceはこちら
Track Listingのリンクで動画が見れます。


スポンサーサイト
  1. 2007/07/01(日) 07:28:15|
  2. CDレヴュー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

何にも見えないねえ…。だってお金が無いからねえ…。

 Marillion 「 Somewhere Else 」(2007)

Somewhere Else  Marillion
(2007/4/24) MVD Audio
 
       Tracks
1.The Other Half 
2.See It Like a Baby 
3.Thankyou Whoever You Are 
4.Most Toys 
5.Somewhere Else 
6.A Voice from the Past 
7.No Such Thing 
8.The Wound
9.The Last Century for Man
10.Faith 
                                                                       
                                                                この商品の詳細を見る

            Members              
Steve Hogarth : Vocals and Lyrics            
Steve Rothery :Guitars                            
Mark Kelly : Keyboards
Pete Trewavas : Bass Guitars
Ian Mosley : Drums                     

満足度75


約3年ぶり14枚目のアルバム。
発売日から1週間いろんなレコード店を歩き回ったが、なかなか置いてないので、Amazonにて注文。
初めて、ネットでCD買っちまった。
CDショップが好きなんで今迄利用していなかったが、なかなかになかなかな利器だーね。カナカナ…。(おやっ、ヒグラシ。もう夏かい?)
でもやっぱり店で買ったほうが、腰入れて聴いちゃうね。
そうです、私は買い方にも美学があるんです。(変なオジさん風に)

で、2,3日で届いたんで聴いてみた。
一聴した感じは、うーん地味だねえといった印象。
前作「Marbles」のような打ち込みや若向けの音作りではなく、シンプルで乾いた大人向けの雰囲気。
心なしか、ギターの音作りも普段の空間系のキラキラした感じは控えめな様子。
雰囲気は「Marillion.Com」と「Afraid of Sunlight」の中間といったイメージ。

今回のアルバムにはコンパクトな曲が多く、10分を越えるような大作は収められておらず、全体でも50分と聴きやすくあっさりとしている。
しかし何度か聴いていくと、ほのかで美しいメロディーが心に染み入ってくる。
全体を通して、スティーヴ・ホガースのヴォーカルが素晴らしく、歌を聴かせるアルバムである。
もちろん、スティーヴ・ロザリーのギターも歌を引き立たせながらも、随所で素晴らしいソロを聴かせてくれる。(この人はもっと評価されてもいいじゃないかねえ。)
リズム隊とキーボードも地味ながら所々耳を引く良い仕事をしている。

やはり自分的にこのアルバムのハイライトは3曲目と5曲目。
3曲目の"Thankyou Whoever You Are"はサビメロも非常に美しくキャッチーで思わず、口ずさんでしまう。
後半のギターソロも切なくて美しい。ピアノとオーケストレーションも良い雰囲気を醸し出している。

5曲目の"Somewhere Else"もこれまた感動の1曲で、ドラマチック。
スティーヴ・ホガースのファルセットを用いた切々とした歌唱は切なさを煽り、後半での盛り上がりのギターソロとの絡みも絶品。

6曲目もお気に入りの曲で淡々とした淡い美しさを持った曲。

8曲目は陰があるが力強く美しい曲。

10曲目はアコースティックな小曲。

今回のアルバムがMarillionを代表する名作になるとは思えないが、個人的にはかなり好きなアルバム。
今までのマリリオンとはまたちょっと違う、UKらしい乾いた美しさを持ちつつ、しっかりと自分達の持ち味を活かした佳作である。
これからも長く付き合えそうなアルバムだと思う。
日本でももっと幅広い人に受け入れられてもいいと思うんだけどなあ。
如何せん地味なんだよなあ。ホガースさんもなんだか肥えちゃったし。


最近はずっと日本盤が出ていないという状況だが、Fish時代の紙ジャケも盛況だったらしいし、日本に来てくんないかねえ…。

やっぱ無理だよねえ…。

RushとPorcupine Treeあたりと東京ドームとか横浜アリーナとかでやってくんないかねえ…。

やっぱり、それでも人入らんかねえ…。

じゃあ、Dream Theaterも付けちゃう!

えっ!それでも駄目?プログレは人気無いんかねえ…。

よし!若者向けにToolとThe Mars Voltaも呼んじゃおう。

ちくしょー!!足元見やがって!
せいそくさん、こいつらに一言言ってやって下さい!








MarillionのMyspaceはこちら

動画はトラックリストのリンクで観れます。

長めのライヴ映像です。


  1. 2007/06/22(金) 18:21:00|
  2. CDレヴュー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

引きこもり、情報の汚水にまみれ、饂飩をすする

 Pocupine Tree「 Fear of a Blank Planet 」(2007)




Fear of a Blank Planet

Fear of a Blank Planet 
Porcupine Tree
(2007/04/24)
Roadrunner International


Tracks
1. Fear of a Blank Planet 
2. My Ashes
3. Anesthetize
4. Sentimental 
5. Way Out of Here
6. Sleep Together


この商品の詳細を見る



Steven Wilson : vocal, piano, guitar, keyboards
Colin Edwin : bass guitars
Richard Barberi : keyboards and synthesizers
Gavin Harrison : drums

GUESTS :
Alex Lifeson (Rush) : guitar solo on "Anesthetize"
Robert Fripp (King Crimson) : on "Way Out of Here"
John Wesley : backing vocals                                                                                                                                             満足度80




ポーキュパイン・ツリーにとって昨年は、前作「 Deadwing 」による日本再デビュー、「 In Absentia 」の日本盤発売、ライヴDVD「 Arriving Somewhere 」の発売、2度の来日公演など、15年目にしてようやく日本本格進出を果たした年となった。


昨年夏のある意味伝説となっている、ウドー・ミュージック・フェスティバル(今年も行きたかった!)にて初来日、霧の中幻想的な素晴らしいライブパフォーマンスを披露した。
そして年末はロバート・フリップをオープニングアクトに従えての単独来日公演。そこで”The Beast”なる新曲を披露。
スティーヴン・ウィルソンは「長いけど退屈しないで聴いてね。」といっていたが、17分の長さをまったく感じさせない素晴らしい演奏で、また新たな次元への到達を感じさせる、鳥肌が立つほどの曲だった。


そして、14作目となる待望のニューアルバム「 Fear of a Blank Planet 」がようやく発売された。度重なる発売延期や日本盤のいい加減な情報など発売前に萎えさせられたが、待つに値する素晴らしい内容だった。


正直最初に聴いた時は、なかなかその音空間に入っていけず、「なんだこの音の処理の仕方は」と疑問を抱いたが、ヴォリュームを上げて集中して聴き出すと、ずぶずぶとその音世界にようやく入り込むことが出来た。
やたらと拒絶感を感じる音作りだなと思っていたら、今作はインターネットなどのニュー・メディアやドラッグに依存し洗脳され、引きこもる子供達をテーマにしたコンセプトアルバムということを知り、納得。
そう考えると、この音作りはその世界観を表現するにはとても効果的だと思う。集中して聴かないと、サラーっと過ぎていってしまうが…。


今作はへヴィさとアンビエントな空気が絶妙に組み合わさり、アルバム全体にダークな雰囲気が流れており、アルバムジャケットが効果的にその雰囲気を表している。(どのアルバムも毎回そのアルバムの空気を的確に表したジャケットだと思う。)


1曲目のタイトルトラックはへヴィで緩急がある"Blackest Eyes"や"Deadwing"のような1曲目に相応しい曲。


2曲目は美しいストリングスが包み込むメランコリックな歌もの。


3曲目は単独公演で披露された"The Beast"から曲名が変更になった、"Anesthetize(麻酔)"。
間違いなくアルバムのハイライトで、おそらくPocupine Treeを代表する曲になるであろう(他にもたくさんあるが)。
イントロを聴いた時は"地上の星"かと思ったが、ヴォーカルが入り、妖しげな空気になり、ノイズやキーボードが入ってきてさらにその色を増していく。
そしてそのまま、ゲストであるRushのAlex Lifesonのギターソロへとなだれ込む。Rushでのプレイとはまた違うが、曲にあった良い仕事をしている。まあ、スティーヴンが弾いているって言われても、全然違和感が無いが。
その後、左右に振り分けられたギターのリフと共にRichard Barberiのキーボードソロが現れ、次のへヴィなパートへと移行する。
かっこよいサビを挟み、繰り返されるリフは冷たい炎(そんなもんは無いが、)のようにじりじりと燃えていて、確実にその温度を上げていく。
そして、沸点に達したとたん、突如ツーバスの連打とともに爆発を起こす。(本当にこの人はいやらしいぐらいに聴かせ方がうまい。)
そしてそのまま終了かと思いきや、嵐の後の静けさのような、幻想的なバラードに変わり曲は終了する。
18分近い曲だが、何度聴いてもその長さを感じさせない。長い曲だが徐々に積み重ねられていく音にはまったく無駄が無い。ドリームシアターのようにコロコロ展開が変わったり、複雑なパートが多いわけではないのに飽きさせないのは、Steven Wilsonによる曲作りとアレンジの巧みさによるものだろう。本当にこの人はスゴイ!!


そして4曲目はピアノによるタイトルどおりの感傷的な美しい曲。

5曲目はKIng CrimsonのRobert Fripp がゲストでサウンドスケープを披露している、アンビエントな響きを持った曲。歌メロも良いし、ベースフレーズもカッコイイ。後半のヘヴィなリフパートも良い。


そして最後は"sleep together"の歌詞が印象的な怪しげな雰囲気の曲で終了。


アルバム通してまったく飽きさせず、コンセプトアルバムとして一貫した雰囲気が流れている、無駄の無い素晴らしい作品である。
個人的には3曲目と5曲目が気に入った。しかし、欲を言えば後半にもう一盛り上がり欲しかったかところ。
今回はコンセプトアルバムということでしかたないが、やはり個人的にPorcupine Treeの好きなところは、曲の多彩さという点なので、前作の持つ哀愁あふれる曲も次回は聴いてみたい。もうヘヴィ路線はこんぐらいでいいかな…。

近々実現するであろう、来日公演が今から楽しみ。


ということで第一回目のレヴューはやはりPocupine Treeということでしたが、かなりの長文になってしまいました。めんどくさいんで次回から短くなるかも。


Pocupine TreeのMy Spaceはこちら 

Steven Wilsonによる"Sentimental"のアコースティック演奏はこちら


 

  1. 2007/06/17(日) 00:05:00|
  2. CDレヴュー
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5

プロフィール

マッドオナニスト・クマザワ

Author:マッドオナニスト・クマザワ
変態への強い憧れ、嫉妬

カレンダー



全記事表示

My Top Albums

My Top Weekly Artists

since April, 2007

カテゴリー

最近の記事

最近のコメント

最近のトラックバック

月別アーカイブ

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

ブログ内検索

QRコード

QRコード

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。